生前葬

突然、同じようなメールが届きました!
「テレビ出てた?ビートたけしさんの7days ニュースキャスターのやつ」

いやいや、そんな覚えはない笑

添付された写真を見てみると…
ありゃ、いたわ!

この日は、終活についての特集が組まれていて、最近は生前葬も一般の方にも広がりつつあると、広島のあるご夫婦の生前葬の時の様子が放送されていたのです。
そして、私は司会に入らせてもらっていたので、写り込んでいたっていうわけです。

さて、本題は…
生前葬って私が勝手に想像してたよりも
ずっとずっと素敵なものだと感じたということ。

そのご夫婦は、2人ががんを患ったことをきっかけに、元気なうちに大切な人たちにこれまでのお礼がいいたいと生前葬を行うことにされました。

そして、
金婚式、卒寿、喜寿も重なっていたので
お祝いもすることに。

そんなこともあり、
笑いあり笑いあり涙ありの会になりました。

正直なところ、
私自身も生前葬の司会はもちろんのこと
出席したこともなかったので、
司会をさせてもらうまでは
疑問ばかりでした。

どうして生きてる人を前にお葬式?
何のための会?
何するの?
わざわざするものなの?

でも、そのお二人の生前葬は
とてもとても温かいものでした。

生前葬って、その人の人生そのものなんだと。
お二人が人生をかけて出会った方々を大事にされてこられたので、たくさんの人が集まってきてくださったのだと。

そして、おひとりおひとりのご夫婦を思う気持ちが、会場の空気を作ってくださる。

お葬式=悲しいものだけど
そこには、悲しみはありませんでした。
みんな笑顔で、楽しい時を一緒に過ごされていました。

そして、
ただ温かい生前葬というわけではなく、
参加された方たちが
さあ、これから自分の人生をどう生きるか?
と考えずにはいられないような
大きなメッセージも込められていました。

何よりも
みなさんがきた時よりも
目を輝かせて帰っていかれたことは
とても強く印象に残っています。

本当に貴重な経験をさせていただきました。

久保田夏菜オフィシャルサイト



広島エリアコンシェルジュ

毎日見に来て楽しいゴルフ情報発信コンテンツ「エリアコンシェルジュ」 ゴルフに関する情報や地域の特産などの最新情報をそのエリアに特化し毎日お届け!

0コメント

  • 1000 / 1000